多汗症
- 2023年7月13日
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長い梅雨が明けて、熱中症に注意が必要なほどの暑い夏がやってきました。
この時期になると、老若男女に関わらず、多汗症についての相談が多くなります。
多汗症は、手のひらや脇に意図せず多量の汗をかいてしまう病気で、かなり多くの方が悩まれています。
特に、脇に多量の汗をかいてしまうものを、原発性腋窩多汗症といいます。
診断基準は以下の6項目のうち2項目以上にあてはまる場合とされています。
①症状発症が25歳以下であること
②左右差がないこと
③睡眠中は症状がみられないこと
④1週間に1回以上症状がみられること
⑤ご家族に同様の症状がみられること
⑥日常生活に支障をきたしていること
以前は、内服薬が主流でしたが、副作用のリスクもあり、なかなか認知されていない状態でした。
最近では、外用薬(塗り薬)が出てきており、多くの方に試していただいております。
気になる症状がある方は、いつでもご相談ください。