手足の痺れ|福岡西脳神経外科|福岡市早良区小田部の脳神経外科

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医療コラム

手足の痺れ|福岡西脳神経外科|福岡市早良区小田部の脳神経外科

手足の痺れ

痺れの原因は、脳(頭)→脊髄(首・上肢、腰・下肢)→末梢神経(手先、足先)に分かれます。

痺れの範囲が広くなれば中枢性が疑わしくなり、逆に範囲が狭ければ末梢性の可能性が高くなります。

また、両側性の痺れでは脊髄や末梢神経の可能性が高く、糖尿病やビタミン不足などの内科的要因が隠れていることもあります。

片側に起こる痺れに対しては、まずは中枢性の可能性を考えて、頭部MRI検査をお勧めしております。さらに、頸椎や腰椎のレントゲン検査を同時に行っております。

頭部MRIで異常所見がなく、レントゲン検査で骨の変形などが見られる際には、内服による治療を進めつつ、後日、脊椎MRI検査でさらに原因検索を行ってまいります。

内服治療でなかなか改善が見られない際には、整形外科でのリハビリを含めた治療をお勧めしてまいります。

頸椎ヘルニアや腰部脊柱管狭窄症などの脊髄疾患では、痺れを放置しておくと、徐々に力が入りにくくなる(脱力)症状が生じてしまい、結果として麻痺が後遺してしまうことにつながってしまいます。

気になる痺れ症状がある際には、しっかりと原因を検査し、治療につなげられるように当院がお力になれると幸いです。