ボトックス治療
- 2022年12月6日
- 未分類
当院ではボトックス注射を用いた治療も行います。
対象となる疾患は「眼瞼けいれん」と「片側顔面けいれん」です。
共に、自分の意志と無関係に筋肉がピクピク動いてしまう病気になります。
「眼瞼けいれん」では両側性のこともあり、眼精疲労やドライアイといった眼の疲れから一時的に生じることもあります。
症状が比較的長期間持続する時には、一度受診されることをお勧めしております。
「片側顔面けいれん」は眼瞼と頬部、口唇周囲のピクツキが持続する状態です。
特に眼瞼は就寝中も動き続けるため、筋肉が疲労してしまい、開眼がしづらく(目が開けにくい)なってしまいます。
脳の中央に位置する脳幹(のうかん)から出ていく顔面神経に周囲の血管が接触して症状が生じてくる場合もあります。
治療法は共に、①筋肉の興奮を抑制する薬の内服②筋肉の興奮を抑制する薬の注射(ボトックス)③開頭根治術(責任血管が神経に接触している場合)になります。
まずは①を開始し、効果がなければ②をお勧めします。効果は3-4か月で、一定の間隔で注射の継続が必要になります。
ご不安に思われていた方もたくさん治療してきております。一度ご相談をお待ちしております。